化学的・物理的な危害等に関する参考書籍
食品安全のための 微量化学物質分析ガイド
書籍名 | 食品安全のための 微量化学物質分析ガイド | ||
---|---|---|---|
著者・編集・監修 | 佐々木 正興 | 発行年 | 2016年9月 |
発行所 | (株)幸書房 | 価 格 | 7,776円(税込) |
書籍の内容
本書は、過去に食品の安全・安心を脅かした、あるいは可能性のあった 微量物質のいくつかを例にとり、危害要因の内容と当時の最新の分析技術と機器を駆使して解決していった足跡を記し、今後起こり得るリスクを回避するための参考になればという想いで執筆した。 第Ⅰ編では「食品分析のストラテジー」と題して、先ず「食品危害化学物質分析の重要性と研究者・技術者に求められる資質」、「食品分析に必要な情報の収集法」および「分析機器の最新の動向」などについて記載した。次に、分析のためのサンプル調整に必須となる、分析実験の基本である「ろ過」「溶剤抽出」「乾燥」「濃縮」などの操作法を記述した。
目次
- 第Ⅰ編 食品分析のストラテジー
- 序論 分析・安全のエビデンス
- 1章 ろ過(限外ろ過、透析を含む)
- 2章 溶剤抽出法(分別抽出法、交流分配法、固相抽出法を含む)
- 3章 乾燥
- 4章 濃縮
- 5章 化学分析と機器分析、機器分析法の分類及びクロマトグラフィーの歴史と分類
- 第Ⅱ編 食品中の危害分析と分析手法
- 1章 カビ毒(マイコトキシン)
- -アフラトキシン/オクラトキシン/デオニバレノール/ニバレノール/パツリン/フモニシン/ゼアラレノン
- 2章 食物アレルギー
- 3章 残留農薬
- 4章 アクリルアミド
- 5章 クロロプロパノール類:グリシドール脂肪酸エステル
- 6章 トランス脂肪酸
- 7章 カルバミン酸エチル
- 8章 食品添加物
- 9章 異物と異臭
- 10章 メラミン