HACCP導入に役立つ書籍等の紹介
食品微生物 II制御編 食品の保全と微生物
書籍名 | 食品微生物 II 制御編 食品の保全と微生物 | ||
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著者・編集・監修 | 藤井建夫 | 発行年 | 2001年2月15日 |
発行所 | (株)幸書房 | 価 格 | 6,048円(税込) |
書籍の内容
本書は、2001年2月に 食品微生物の基礎編と同時に発行されたものです。食品の発酵、腐敗、食中毒は、同じ微生物の働きではありますが、まったく異なる結果を食品や人にもたらします。
本書は、そうした基本的な微生物の働きを整理しながら、腐敗、食中毒をもたらす微生物の挙動と制御を、それぞれの食品の特徴に沿って解説しまとめたものです。
また、危害予防のための食品保存技術や殺菌技術にも言及し、今日では広く知られるようになったHACCPの考え方や微生物の検出も紹介されています。
目次
- 第1章 食品と微生物
食品と微生物の関わり/食品の発酵,腐敗,食中毒の違い/腐敗微生物/腐敗による食品の変化/腐敗の検出と判定/微生物制御の考え方 - 第2章 食品における微生物の挙動
魚介類とその加工品/食肉と食肉製品/食鳥肉とその加工品/卵とその加工品/牛乳と乳製品/穀物,豆類とその加工品/野菜・果実とその加工品/菓子・調理パン/弁当・惣菜類/マヨネーズ・ドレッシング/トマトケチャップ/香辛料/飲料水/酒類/醤油・味噌 - 第3章 食品の保存法
包装による食品保存/加熱による食品保存/食品添加物による食品保存/その他の殺菌・保存法 - 第4章 食品の微生物学的衛生管理
従来からの衛生管理/HACCPによる衛生管理/食品取り扱い時の衛生管理の要点/食品微生物の検出と計数