平成25年度農林水産省補助事業「食品産業グローバル革新条件整備事業 食品の品質管理体制強化対策事業 研修会等の開催事業検討報告書」を公開しました。
農林水産省では、前年度に引き続き、平成25年度も食品産業における一般的衛生管理の徹底およびHACCP手法の導入による食品の品質管理の向上やコンプライアンスの徹底等を通して、消費者の信頼を確保し、国内企業の国際競争力強化を図るための取り組みを支援することとなりました。
当センターでは「食品産業グローバル革新条件整備事業のうち食品の品質管理体制強化対策」補助事業を受託し、食品製造事業者の過半を占める売上高50億円以下の中小零細規模層における一般的衛生管理の徹底およびHACCP手法導入の加速化、消費者への啓蒙、並びに中小食品製造事業者に対する品質管理水準等に関する情報の収集・整備、情報の発信のため、昨年度に引き続き全国9カ所で「一般的衛生管理徹底&HACCP導入研修会」を実施しました。
更に、今年度新たに受託した「よくわかる食品安全マネジメント研修会」を同じ9地区で時期をずらして実施し、一層充実した内容の研修の実施を目指しました。
また、本年度は消費者向けの啓発を強化するため、工場見学を伴った消費者向けセミナーを全国9カ所で実施した他、新たな試みとして、学識者、食品事業者、行政、消費者を一同に会したパネル・ディスカッションを軸とした「消費者食品安全セミナー」を東京・大阪の2カ所で実施しました。
本報告書は、2つの研修会および消費者向けのセミナーの実施について取りまとめたものです。
なお、参考資料編の研修会およびセミナー資料は承諾をいただいたもののみの掲載しています。
また、「一般的衛生管理徹底&HACCP導入研修会」で、皆さまよりお寄せいただいたご質問への回答は(2)報告書:資料編1[PDF 4.8MB]に掲載していますのでご参照ください。
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