平成26年度農林水産省補助事業「食品の品質管理体制強化対策事業 研修会等の開催事業 検討報告書」を公開しました。
農林水産省では、前年度(H25年)に引き続き今年度(H26年)も食品産業における一般的衛生管理の徹底およびHACCP手法の導入による食品の品質管理の向上やコンプライアンスの徹底等を通して、消費者の信頼を確保し、国内企業の国際競争力強化を図るための取り組みを支援することとなりました。
当センターでは「食品の品質管理体制強化対策」補助事業を受託し、食品製造事業者の大半を占める売上高50億円以下の中小零細規模層における一般的衛生管理の徹底およびHACCP手法導入の加速化、消費者への啓蒙、並びに中小食品製造事業者に対する品質管理水準等に関する情報の収集・整備、情報の発信のため、昨年度に引き続き全国10カ所で「一般的衛生管理徹底&HACCP導入研修会」を実施しました。
また、本年度は、食品事業者のHACCP導入をはじめとした食品安全・衛生の取組みを促進するために重要な施策となる消費者向けの啓発を強化するため、工場見学を伴った消費者向けセミナーである「消費者食品安全セミナー」を全国10カ所で実施しました。
更に、昨年度作成した「-HACCP基盤強化のための- 衛生・品質管理実践マニュアル」に対する解説本の策定を実施し、HACCP関連情報を提供するホームページを活用し、従来のHACCPに関する文献情報に加えて、新たに海外取引先が取引条件として求める品質管理水準等の情報を提供し、データベースの更なる充実を図りました。
本報告書は、上記の内、「一般的衛生管理徹底&HACCP導入研修会」および「消費者食品安全セミナー」の実施について取りまとめたものです。
なお、参考資料編の研修会およびセミナー資料は承諾をいただいたもののみの掲載しています。
また、「一般的衛生管理徹底&HACCP導入研修会」で、皆さまよりお寄せいただいたご質問への回答は(2)報告書:資料編[PDF 1.6MB]に掲載していますのでご参照ください。
※一部ページにつきましてはインターネットでの公開は控えさせていただいております。ご了承ください。